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2010年9月1日水曜日

利便性

パソコンのOSの中に取り込んで通常のフォルダと同様にWindows上で操作ができるオンラインストレージが「DROPBOX」です。
ファイルを複数のPCから操作できるだけではなく、バックアップが行えて、変更履歴の管理ができて、ローカルファイルと同じ操作性の優れたオンラインストレージのサービスです。

従来のオンラインストレージや他社のサービスでは、使うのが少し面倒だったりスケールが足りなかったり、制限があったりして操作性が不自由分で不満の声もありました。
だったら自分たちで思い通りのものを作ろうと考えたのがドゥリュー・ヒューストン氏です。
彼はDROPBOXのCEOでもあり開発者でもあります。
他社サービスのいいとこどりをして機能は充実そして使い方は簡単なのがDROPBOXの利便性の良さを表しています。

DROPBOXの最大の特徴は、導入が簡単に行えて、使い方も簡単に行えることです。
パソコンのOSに専用のソフトをインストールすると、システム内の常駐ファイル「マイドキュメント」に「My Dropbox」というフォルダを作ります。
このフォルダはエクスプローラなどから通常ハードディスク内にあるフォルダと同様に見ることができます。

データ更新をひとつのパソコンから行った場合、他のパソコンからみても同じファイルは常に更新された最新状態を保っています。
通常このようなオンラインストレージのサービスは、オンラインに接続した状態でなければ利用できません。
しかしDROPBOXではオフライン状態においてもローカルフォルダと同様の感覚で「My Dropbox」を開けます。
オフラインの状態でファイル内容を変更した場合は、オンライン状態になったときにサーバー上に反映してデータ更新します。
このようにDROPBOXは大変利便性に優れたサービスです。


iPad

iPad版のDROPBOXもあります。
DROPBOXでは対応するデバイスやソフトウェアを徐々に拡大してユーザーにより身近な存在となってきています。
様々なモバイル機器が発売されるなか、それぞれのモバイル間でファイル同期ができどこにいても同じファイルにアクセスすることができるメリットがあります。
DROPBOXをインストールさえしておけばiPadを使っている人は今後iTunesを同期させるときに自分宛にメール送信するなどの手間が一切なくなります。
従来はWindowsやMACなどのパソコン上で作ったファイルをiPadと共有することはできませんでした。
その都度ITunesにシンクしてから行うという回りくどい操作が必要でした。
それがこのDROPBOXを使っていればiPadから直接ファイルを保存することができるのです。
ファイルの同期が簡単にできるようになりました。
またパソコンを起動していなくてもiPadからパソコンのファイルを見ることができます。
ファイルを見るだけではなくさらにiPadのローカル部分にも保存することができるというFavorite機能も使うことができます。

iPad版のDROPBOXにはファイルを閲覧するためのツールとしてPDFや画像リーダーやWORDタイプの機能が搭載してあります。
Keynoteを閲覧することもできます。
そのため対応しているアプリで開けるように登録さえしておけば画面右上の「Open in」をタッチして対応アプリで開くことができます。
「Open in」は画面右横の矢印アイコンをタップすると開けます。
ファイルを選択した状態でiPadの画面右上の星マークをタップするだけでローカルに保存できます。
ローカルにデータを保存しておけばインターネットに接続することもなくデータを見ることができます。
大変便利な機能です。


Portable

Portable版のDROPBOXがあります。
従来のDROPBOXはインターネットカフェなどでは使えないと考えられていました。
それがこのDROPBOXのPortableがでて無理ではなくなったのです。

このDROPBOXのPortable版は、USBメモリー上でDROPBOXを使うことができる優れもののソフトウェアです。
USBメモリーに入れることで使えるDROPBOXのクライアントです。
初めて起動するときだけアカウントを設定すればUSBメモリーの中にDROPBOX内のフォルダを同期することができます。

後は通常のDROPBOX同様にその開いたファイルを編集して更新すれば、フォルダ内と同期してファイルを更新してくれます。
USBメモリー上で使ってもパソコンにソフトをインストールしたDROPBOXと機能は変わりません。
サーバーにアップしてファイルを確認してなどという手間がない分USBメモリーの方が簡単にできると思います。

ただ注意しなければならないのは、DROPBOXの容量を無料の2GBで使用している分にはたいして気にすることはありませんが、有料の50GB以上で行っている場合はUSBメモリーの容量も相当大きなものにしなければ対応できません。
USBメモリーを持っているとDROPBOXのデータにまさかのことがあったときにバックアップとして使えるので便利です。
ただし気軽に持ち歩ける分どこでいつ落としてしまうとも限らないので暗号化しておくことをおすすめします。


開発

DROPBOXは現在のDROPBOXのCEOであるドゥリュー・ヒューストンが開発しました。
そして現在もベンチャー会社の支援を受けながら開発が続いています。

DROPBOXの最大の特徴として挙げられるのは導入や使い方が簡単なことにあります。
他のオンラインストレージでは導入が難しいものや使い方が複雑なものなどどこかしらの不満がありました。
それらを全て解消していいとこどりしたものがDROPBOXです。

ローカルにソフトをインストールして「My Dropbox」というフォルダを作ります。
このフォルダや通常のHDDのフォルダと同様にエクスプローラなどから見られます。
しかし実際にファイルデータがあるのは「Amazon S3」というAmazonのオンラインストレージ内に保存されています。
このAmazonへの保存容量によって利用料金が決まっています。
Amazonのストレージを利用することによって発生するコストがDROPBOXにどのように反映されるかはわかりません。

データ更新は複数台パソコンがあった場合どれも常に最新の状態になっています。
1つのパソコンで更新した情報はすべてのパソコンに対して同期されて反映されます。
ファイルは通信時に経路上ではSSLとして、ストレージ上ではAESとして暗号化されています。

将来的には今現在どこのコンピュータを使用しているか、自分のファイルはどこに保存してあるかなど考える必要がなくなる環境がやってくると考えられています。
近い将来必要なファイルは必要なときに手元にある状態がやってきます。
DROPBOXのさらなる技術開発によって実現されると思います。
DROPBOXの存在が今後のコンピュータやネットなどとの私たちの付き合い方を大きく変えていくことでしょう。